アメックスゴールド付帯の携行品損害保険でiPhoneを修理【実際の写真で説明】
本記事は、このような悩みをかかえている方にオススメです。
- アメックスゴールドカードなどに付帯している携行品損害保険の使い方を知りたい
本記事の内容
- アメックスの携行品損害保険を実際に利用した体験記
こんにちは!
マイル研究所(@mairukenkyuujyo)のまるのすけです。
海外旅行の際は、保険に入っていますか?
アメックスゴールドなどのステータスカードを持っていれば、自動的に「携行品損害保険」などの保険がついてきます。
今回、韓国の旅行中にiPhoneを破損させてしまい、携行品損害保険を使って修理しましたので、その手順について詳しくお伝えします。
▼▼その韓国旅行記は、こちら
1.アメックスゴールド付帯の携行品損害保険とは
アメックスゴールドカードには、最高1億円の海外旅行保険が付帯しています。(利用付帯)
その保険のなかに、「携行品損害保険」という保険が付帯しています。
出典元:アメリカン・エキスプレス(公式)
この保険で、もし万が一携行品が破損・盗難にあった場合、免責(=自己負担額)3,000円で1旅行中50万円、年間100万円を限度に補償してもらえます。
アメックスゴールドに付帯の保険については、こちらのページで詳しく確認できます。
2.携行品損害保険の請求方法
では、実際の保険請求方法について、説明します。
聞きなれない言葉があれば、恥ずかしがらずに保険会社の方に聞くのが、スムーズな支払いにつながりますよ。
2−1.アメックスの保険デスクに電話をする
まずは、事故があったことを保険会社に知らせる必要があります。
連絡先は、アメックスではなく、直接アメックスの保険デスクに電話をすればOKです。
- 連絡先:アメリカン・エキスプレス・保険ホットライン(損害保険ジャパン日本興亜株式会社)
- 電話番号:0120-234586(通話料無料/9:00~17:00/土日祝休)
電話がつながれば、
- 事故の概要(今回であれば、落としたときの状況)
- 周りに家族以外で見ていた人(友人など)の有無
- 出国日・出国便名
- 到着日・到着便名
を聞かれますので、手元にeチケットなどを用意して電話すると、スムーズです。
携行品の破損状態がわかる写真も忘れずに、撮っておきましょう。
2−2.携行品(iPhone)を修理する
帰国後、すぐにアップルストアへ修理に向かいました。
アップルストアの予約は、Appleサポートアプリが便利ですよ。
予約時間に伺うと、iPhoneをひととおり確認され、修理見積書をもらいます。
紙でも渡されますが、登録メールアドレス宛にも同じものが届いています。
今回は、ディスプレイの交換となりましたので、修理にかかる時間は1時間半でした。
修理が完了すると、修理確認書が送付されてきます。
修理代金の支払いを済ませ、領収書をもらいます。
今回の修理代金は、18,144円でした。
この領収書も、登録メールアドレス宛に同じものが届きます。
保険会社に提出する紙のものは、アップルストアでもらえますので、ご安心ください。
2−3.必要書類を記入する
保険請求の電話をしてから、約1週間後に保険金請求に必要な書類が届きます。
今回は
- 保険金請求書
- 日本出入国日が確認できる書類
- 損害額の立証書類
- 損害品の購入証明書類
が必要でした。
2−3−1.保険金請求書
同封してある書類に必要事項を記入するだけです。
2−3−2.日本出入国日が確認できる書類
Eチケットの控えを提出しました。
2−3−3.損害額の立証書類
今回は、修理をしましたので、修理領収書を提出しました。
修理不可となった場合は、「修理不能証明書」を提出する必要がありますので、修理の際にお願いしておきましょう。
2−3−4.損害品の購入証明書類
iPhoneはオンラインのアップルストアで購入したのですが、手元に領収書はなかったため、購入時のメールを印刷する形でOKでした。
2−4.あとは保険金の振り込みを待つだけ
書類記入を終え、書類を返送すれば、あとは保険金の振り込みを待つだけです。
今回は、10月19日に書類を返送し、保険金が支払われたのは11月2日でしたので、書類返送から支払いまでにかかったのは、ちょうど2週間でした。
10月31日には、担当の方からまもなく保険金を振り込む旨・振込完了のハガキが届く旨の電話がありました。
ここまで丁寧に対応していただける保険会社は、初めてでした。
11月6日にハガキも無事に到着し、手続きは完了です。
3.携行品損害保険よくある質問
携行品損害保険でよくある質問を保険会社の方にご協力いただき、まとめました。
3−1.支払い金額は、どのようにして決まるのか
修理代と時価額の低い方が支払い限度額になります。
3−2.時価は、どのように算出されるのか
購入金額から1年あたり10%減価償却を差し引いて、算出します。
最大でも償却率は50%までです。
3−3.送料や代引き手数料は支払い対象になるのか
提出書類によって、扱いが変わります。
- 修理見積書、修理不能証明書→対象外
- 修理領収書→対象(往路負担もあれば、送り状の原本があればOK)
3−4.見積書発行手数料は、補償の対象になるか
対象となりません。
3−5.修理先が近くにない
正規修理店である必要はないので、インターネットで検索して修理すれば、その修理代金に基づき、保険金支払い。
3−6.必ず修理する必要があるのか
修理しない場合は、見積書の提出で保険金支払いが可能です。
3−7.修理見積もりが購入価格よりも高額の場合
時価額を限度に、自己負担額3,000円を差し引いて、支払いとなります。
3−8.修理に出したら修理不能と言われた
修理不能証明書を提出していただければ、時価額を限度に、自己負担額3,000円を差し引いて、支払いとなります。
3−9.他にも携行品損害保険付帯のクレジットカードを持っている
適用される保険は1つになりますので、保険金額内であれば、いずれか1社に連絡してください。
4.アメックスゴールド携行品損害保険まとめ
最後までお読みいただき、誠にありがとうございます。
本記事では
- アメックスの携行品損害保険を実際に利用した体験記
について、詳しく解説しました。
今回の事故から保険金支払いまでの流れをまとめておきます。
- 10月3日 事故発生
- 10月5日 iPhone修理
- 10月11日 保険金請求書類受領
- 10月19日 保険金請求書類返送
- 10月31日 保険会社担当者からTEL
- 11月2日 保険金支払い
- 11月6日 保険金支払いのハガキ到着
今回は、携行品損害保険の利用で、2万円にも満たない金額の請求でしたが、海外で病気や怪我をすると、日本では想像できないほどの高額を請求される可能性があります。
万が一に備えて、充実した保険が付帯しているクレジットカードを1枚持っておくことをおすすめします。
なかでも、オススメは、初年度年会費無料で利用できる「アメックスゴールド」です。
お得な申し込み方法は、こちらの記事をご覧ください。
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